土地を探す際、道路もチェックしていますか。
土地の前面道路は5〜6m程度あれば、徐行すれば車両のすれ違いが出来ますし、歩行者や自転車がいても大丈夫な広さかと思います。
注意しなくてはいけないのは、前面道路が4m未満の場合です。
このような土地で新たに家を建てる場合、道路の中心線から2mの位置まで敷地を後退(セットバック)させなければいけません。敷地の一部が利用できなくなるので、セットバックが必要かどうかをよく確認しましょう。道路の中心線は役所で設定されている「原道」が基準になるため、中心線の位置を役所で確認することも必要になるかと思います。
また、前面道路が私道の場合も注意が必要です。
国や各自治体が所有する公道に対して、個人または団体が所有している土地を道路として使用している区域を私道といいます。
土地所有者の許可を得なければ通行する事はできず、誰でも利用できる私道は、その所有者がその様に許可しているからです。
私道の場合は、権利関係を必ず確認しましょう。
そして、土地の見学の際には、物件そのものだけではなく、道路に歩道があるか、見通しが良いかの他、近隣の住宅が植物や自転車を道路に置いていたり、車両がはみ出ていたりという事がないか、チェックしましょう。
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