査定については「家の売却 まずは何をする?査定方法は?」の記事でお伝えしましたが、査定した後にいざ売却する際は、売り出し価格は売主が設定します。売却の際のほとんどの手続きは、不動産会社におまかせする事となるでしょうが、いくらで売るかは、売主の責任で自由に決める事ができます。
だからといって、金額を高くし過ぎれば売れ残ってしまうし、安くし過ぎても損をしてしまうので、売却する際には高く売りたいのか、早く売りたいのか優先順位をつけてそれに沿った価格設定をしていくことが大切です。
売却できるまでの期間は、3ヶ月から6ヶ月を目安に考えるといいでしょう。
不動産会社に査定依頼した場合、3ヶ月から6ヶ月で売却できるだろう価格を出しますので、不動産会社に依頼した査定額や調べた相場から売り出し価格を設定します。
もし、3カ月以内で売りたければ、下限を決めた上で査定金額よりも安く設定し、お値打ち感を出さないといけません。
相場の6割から8割くらいの価格を不動産会社からは提案されると思います。
ですから、売却までの期間は余裕を持って、なるべく早めに売却を決めた方が良いです。
また、下限価格は決めておかないと、焦って大幅に値下げをしてしまうこともあります。
下限価格は、必要経費から逆算して、ローン残債や住み替え先の頭金など今後の資金計画を基準にすると良いでしょう。
特に急いでいない場合には、相場より価格を高く設定してもいいかと思います。
ただ、相場をかけ離れた売り出し価格を設定すると、全く反応なく、一年経っても売れないという事にもなりかねません。不動産会社とよく相談して売り出し価格を決めましょう。
売却は後になればなるほど高く売れない事が多いです。早めに行動する事をお勧めします。
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