令和5年の静岡県の地価公示価格を見ると、住宅価格の平均価格は71,600円/㎡平均変動率は令和4年の-0.8%に比べ、-0.5%となっています。

県内の地価は、住宅地は引き続き下落したものの下落率は縮小している。新型コロナウイルス感染症の感染拡大・縮小を繰り返す中、社会経済活動の正常化が進み、人流の回復が見られ、観光客が回帰した観光地の地価は上昇しており、生活利便性の良好な住宅地の地価も上昇傾向にあります。

平均変動率の上位(全用途)は1位熱海市(+3.0%)、2位長泉町(+1.1%)、3位浜松市(+0.2%)4位清水町、静岡市(0.0%)で、観光客が回遊し、首都圏に近く新幹線駅のある熱海市や、JR三島駅に近く利便性の良い長泉町や清水町が人気が高く、遠鉄沿線等利便性の良い住宅地の需要が堅調な浜松市、中心市街地の人流が回復傾向の静岡市も上位となりました。

下位は、過疎地域や沿岸部地域を含む市町となっています。静岡県の沿岸部は東日本大震災以降、津波リスクを懸念して住宅需要が減退、地価が下降傾向を続けています。また、過疎化が進んでいる山間部でも地価の下落が続いています。

住宅地の平均価格の上位は、1位長泉町(122,000円/㎡)、2位静岡市(113,700円/㎡)、3位清水町(111,000円/㎡)、4位三島市(98,600円/㎡)、5位沼津市(84,500円/㎡)。

住宅地の変動率は、1位長泉町(+0.9%)、2位熱海市(+0.4%)、3位湖西市(+0.2%)4位袋井市、清水町(0.0%)となっています。浜松市は中区、東区、浜北区で+0.5%、静岡市は葵区で+0.6%の変動率。平均変動率は15年連続の下落となったが、いずれも下落幅が2年連続で縮小し、新型コロナウイルス禍からの回復がうかがえます。

(静岡県公式HPhttp://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-520a/r3kouji.html より)

新型コロナウイルス禍の影響は少なくなっているが、値上げラッシュが続き、住宅資材の高騰から建築費が高騰しているため住宅地の需要は下落傾向が続くことは十分考えられます。

相続した空き家、または今の住まいを売るのを、しばらく様子をみようという方も多いでしょう。しかし、建物は時間が経てば経つほど劣化します。中古住宅を探している人は、見た目よりも築年数を気にして探す人の方が多い事もあり、しばらく様子をみている内にどんどん価値が下がって行く事も頭に入れておいた方が良いでしょう。売却は早めの行動が肝心です。

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